たろうスイッチ

自閉症で言葉を話せない支援級1年生たろうの成長記録

自閉症たろう、最近の学校での様子

自閉症で言葉を話せない支援級1年生のたろう

2学期も順調に登校中。

 

昨日、スマホを見ると小学校から着信履歴が・・・・。

下校時刻も過ぎており、今は放デイに行っているハズ。

体調不良等(お迎え要請)ではない。

ということはまた何かやらかしたのか・・・と不安になる母。

電話を掛け直してみると

たろう、多少のやらかしはあったものの、

最近の学校での様子を支援級の先生が教えてくれただけだった。

ホッ。

 

・仲がいい女の子(支援級も普通級も放デイも同じ子)にちょっかいをよく出して

女の子本人に怒られている。

女の子が手を洗っていたらたろうがわざと水道の蛇口をひねったため

水が勢いよく出て女の子の服がびしょびしょになってしまった。

⇒これ、男子小学生が好きな子によくやるイタズラやん。

帰宅したたろうに、

母「○○ちゃんが手を洗っていたとき、たろうが水を出して○○ちゃんの服濡れちゃったんだって?」

といったら、ニヤっとしたたろう。コイツ分かってやがる。

母「もう、本当に○○ちゃんに嫌われても知らないよ、遊んでくれなくなるよ」

 

・給食後の歯磨きで吐き出すときに、蛇口のところに吐き出してしまって汚い。

⇒家の水道と形が違うから練習するのは難しいけれど、下の方で吐くことを

教えなきゃなぁ。

 

・普通級で45分過ごすのが難しい。集中力が切れて後ろを振り返ったり、声を出したりしてしまう。特に図工や道徳の時間が難しい。

⇒図工について、たろうの集中力は10分程度しか持たないので、集中が切れたら別の課題を与えてください。と伝えた。結果作品が出来上がらなくて教室の後ろに展示できなくても構いません、と。

⇒道徳について、やはり国語力(文章読解力)の問題で、道徳は理解が難しいかもしれません。気持ちを考えよう、などは特にできないかも。可能であれば、たろうだけ簡単な問いに置き換えていただくか、別課題を与えていただけると幸いです、と。

⇒その他、普通級の子の授業を妨害するようなことが多発していれば、対策を考えるのでまた連絡してください、と。

 

・朝の会で、

先生「きゅこやんたろうさん」

たろう「はい、元気です!」

と全員が一人ずつ返事をする出席確認の時間があるが

たろうは、話せないため、先生が絵カードで

「げんきです」「ねむいです」「つかれています」等の

パターンを用意してくれており、何を伝えるか悩んで時間がかかってしまう。

⇒答えが決まっていない質問だとどうしていいのかわからないことがある。

たぶんたろうは真剣にどの気持ちなんだろうと考え込んでしまっていると思う。

今後は『はい、げんきです』の1パターンのみでいい、

回答を固定で決めてしまってください、と伝えた。

母が子どもの頃にも出席確認はあったが、

形式的に「はい、元気です」しか言ったことはないし、

それ以外を言っている生徒もほとんどいなかった。

別にバリエーションは要らないと思う。

 

・支援級での様子。算数の計算問題は得意で

他の支援級の子より早く、1番に回答することも多いという。

国語は物語から読み取って質問に回答することが難しい。

⇒国語のプリントは本人のレベルに合わせてもらって(レベルを下げてもらって)

構わない。理解していないことを無理にさせるより

わかるレベルでやっていくほうが本人のためになると思う、と伝えた。

 

最近先生が

「たろうくんの得意なことを伸ばせる環境を作っていきたいと思います!」

と言ってくれるようになり、

1学期よりも良いところを見てくれるようになったと日々のやりとりから感じる。

 

どのようにみんなと同じようにやるか、という考えから

たろうの特性を理解し、どう伸ばすか、に視点が変わったように感じる。

(ある意味あきらめもあるとは思うのだが^^;)

母としても無理してみんなと同じようにやる、ことにこだわりすぎず、

たろうが得意を活かし、苦手に慣れていき、成長できることが

一番大事だと思っている。